12月21日は、モッズのコンサートで渋谷AXに出かけた。
このブログから生まれたメッセージ、
が背景に大きく掲げられていた。
前回の日記のタイトルにした『崩れ落ちる前に』も聴かせてもらえた。
超満員の聴衆。こんな幸せなライブもめったにない。
Photo by Hitoshi Hasebe
ライブのあと、メンバーとも会話ができた。ベースの北里晃一に、
「ブログ読んでますよ。昨日の日記は漢字を間違えとったでしょ」
と言われた。金正日と書くべきところを、金成日と書いていたらしい。
(その後訂正しました)インテリのキーコは見逃してくれないね :-)
帰途、一緒に出かけていた写真家の長谷部均に誘われた。
「ラーメンでも食べていきませんか、環八にうまい店がありますから」
驚いたことにそこは博多長浜ラーメンだった。
長谷部は何も知らずに誘ってくれたので、思い出話をした。
30年ほど前に雑誌の仕事で、ぼくはザ・モッズの九州ツアーを同行取材した。
そのとき生まれて初めて食べたのが博多長浜ラーメンだった。東京には博多ラーメンなんてほとんどなかった時代だ。
信じられないほどうまかった。
ぼくには九州の血が流れていることを初めて実感した日だった。
その日一日だけで、3回もラーメンを食べに行ったほどだ。
環八の長浜もうまかった。
日本で、世界で、そしてぼく個人的にもとんでもない2011年だったけど、最後の最後をモッズのライブと博多ラーメンで締められたのは、最高だった。
「今日はTwo Punksをやらなかったね」という話にもなった。
モッズファンたちの間の聖歌だ。今年東京での最後のライブでTwo Punksを聴けずに、後ろ髪を引かれる思いで帰った人も多かったのではないだろうか。
ロックの歴史で名曲に数えられる歌は、意識的であれ無意識的であれ、実際の体験に基づいて作られた歌が多い。Two Punksも例外ではない。
70年代、故郷博多の他のバンドが次々に上京していく中、さまざまな事情でモッズは博多に取り残されたままだった。Two Punksとは、森山達也と北里晃一のことだ。
聴きたくても聴けなかった人たちのために、まだ一度も聴いたことがない人たちのために、Two PunksをYouTubeで探しました。
メリー・クリスマス。